木曜日, 5月 01, 2008

『 田中 信彦展 』を拝見して!

『 田中 信彦展 』 2008年 4月5日~5月6日 東京二子玉川 高島屋 S・C南館6F TIME&STYLE RESIDENCE

「うつわくらぶ京」でお世話になっている陶芸作家の田中信彦さんの作品展にお邪魔しました。
田中さんのうつわを初めて見たのは器ギャラリーででした。 和食器なのに洋食器の様な雰囲気がモダンで丁寧に作陶されている、私も使ってみたく買い求めました。 洋食器より暖かさを感じ、使い方で和でも洋でもこなせる、それが田中さんの器の感想でした。  そして、改めて工房を訪ねることになったのです。  かつて立教大の陶芸部の頃、他校の陶芸部との交流も多く今ではその時からの友人たちが立派に陶芸作家として開花されているそうです。

偶然でしたが、「うつわくらぶ京」でもお付き合いをしています、常滑の小山乃文彦さんは立教大 陶芸部の後輩にあたり、とても親しいされているご友人です。 店主が小山さんの工房にお邪魔した時にたまたま話をしていて、偶然知ったことで、世間って何と狭いなーぁって。「僕は、昨夜も田中さんと電話で話ていたんですよ」っと。

田中さんは京都府立陶土高等技術専門学校修了後、滋賀県八風窯に勤務して吉祥寺アトリエ飛行船陶芸研究所講師時代があり独窯されて、朝日現代クラフト展・日本クラフト展で入選し活躍中、陶芸分野に拘らずガラス・鋳造・金工・布など他分野の作家さん達との関わりを積極的にされて、作品展を展開しているエネルギッシュな人物です。  勿論その努力や実力は云うまでもありませんが、釉薬の研究や技術の高さは兵庫県立陶芸美術館買い上げで分かります。  個展を拝見する度に新しい挑戦を試みるので楽しみなかぎりです。
 暖かさの中に田中信彦独自の味を付けるのが田中流。 飴釉のモダンさざっくりとした粉引きの斬新さダイナミックナ錆釉・繊細な彩泥、今回も新作が・・・!!  「うつわくらぶ京」に新作が届きますので、またご紹介しますね。 おたのしみに!ちょうどご本人の田中さんにも久しぶりにお会いして御話い伺いながら、いつもながら探究心の素晴らしさに感心して帰ってきました。   今日はいい天気なので1時間かけてぶらぶらと歩いて二子玉川まで行って来ました。                                                                        新作のうつわたち 「釉裏紅・錆釉」








                          
うつわくらぶ京で扱っている田中信彦作 飴釉薬のうつわ。

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