木曜日, 12月 27, 2007

我が家のクリスマス気分!?

九谷 つゆ草の舞の皿
炎をともしたら!
12月もあっという間に過ぎていき21日に下の息子が冬休みで帰ってきました。 親元を離れ、元気な彼の様子を聞いて逞しくなって良かったと思うことがいっぱいです。親馬鹿かな?笑   特にクリスチャンでもないし教会に行く事もないので、イブの日は渋谷のレストランを予約し3人で久々に外食を戴きました。   この日ばかりはこのレストランも夜のコースを2部制にして、総入れ替えの営業です。
                 
息子の話をたっぷりと聞きながら最後のデザートとコーヒーを戴く、もうお腹がいっぱい。 幸せ気分!体重計が恐い

途中何組ものカップルたちが空席を求めてドアを開けるのですが、きっと今夜はどこもいっぱいなのでしょう。 断られていきます。 ケーキ店の前は長蛇の列、 日頃より高めにセッティングされたケーキはどれも飛ぶように売れていきます。   日本のクリスマスは華やかで賑やか平和なんだなー。 渋谷の夜は人でいっぱいでした。


その後自宅に帰りゆっくりとワインを飲みながら 3人でおしゃべりをつづけました。

我が家のもう一匹の家族である 、初登場の愛猫のチェロ。 メス 9歳。アメリカンショートヘアー。   息子の帰りを待ち遠しくいたのでしょうか、 擦り寄ってきます。 可愛い奴!
カメラを向けるとすぐフラッシュが眩しくて目をつぶってしまいます。
ゴメン! 我が家で一番堂々としていて、よく寝る子。 寝る子は育つを自でいった猫です。 やや肥満!ご覧のとおり! 自分は人間だと思っているふしあり。以後宜しくお願します。 ニャーン*
毎年銀座ミキモト前に飾られるクリスマスツリー
大きいですよ。 クリスタルの飾りがメルヘンチックです。 夜の点灯がより素敵な世界に導いていきます。
今年ももう終わろうとしています。
沢山の出会いがありました。
たくさんの人に支えられながらこの一年やってこられた事を感謝しながら また 新たな年に大きく繋いでいきたいと思っております。                      
ありがとうございました。 どうぞご健康で良いお年をお迎え下さい。 
                                   

信楽の陶芸の森を訪れて

以前から信楽にいってみたいと思いながらなかなか足を運べず、陶器まつりの機会にいこうと思って、早朝4時に東京を出発して、東名を約5時間とばして会場の信楽陶芸の森に到着しました。  流石にやきものの里だけあって、小高い丘の上にある陶芸の森には創造・研修・展示・文化創造の場・振興としての役目を推進しています。

10月6日から3日間街あげてのまつりだけあって、会場の太陽の広場は沢山の人達がうつわを求めて来ています。
いきなり私が会いたかった作家さんが居たのでピックリ! 「このうつわはあの方の・・・。!?」 しばらく彼女と話して器を作成していただく事になった。 嬉しいー!

作家さんたちのテントは何列も連なりひとつひとつ回って見ることにしました。
ちょっと疲れているが、期待と新たな作家さんに会えるワクワク感でいっぱいです。

私も自宅用にと深めの鉢や彫りのある小皿タップリとしたお湯のみを買い求めて、 既にアポイントしている鈴木正彦さんに会いに行った。 鈴木さんの案内で工房にお邪魔することになっていたのです。

鈴木さんはとても気さくな方でよく笑いながら話がはずみます、鈴木さんのお父様の茂至さんも有名な茶器の作家さんでお兄さんの工友さんも赤絵の作家さんでもあり窯元一家です。  丁度お兄さんがご自分のうつわの木箱に名前を筆で書いているところでした。 広い庭先の奥に今も使っている登り窯と穴窯に案内してくれました。
もう希少価値に成ってしまうほど登り窯を使って作陶されている方は少ないのですが炎をかぶったやきものは実に味があってガス窯とはまた違った表情を現しています。
三日三晩炊き続けてついやす動力は大変なものです。

作品をお願いしてこの場を後にして、町外れのギャラリーを覗いて見ました。
沢山のうつわが展示されている分、作家さんがいると言うことですよね。 岡山から個展を
開催していた作家さんがいたので話をしてみました。 とても感じの言い方です。

外は大分薄暗くなってきました。 この日は予約をしている小川亭に直行。  早朝から出た疲れと緊張で早速温泉に入りました。  この温泉なかなかいいお湯です!   イヤー癒されます! 極楽極楽。 古くからある老舗の料理旅館だそうで、流石に使っているうつわは全て信楽の作家ものです、ひとつひとつ中居さんが説明をしてくれました。売店にも展示即売しているようです。 例のたぬきの茶釜も廊下においてありました。  草花が綺麗に手入れされた中庭が風情のある小川亭です。 この日は満室。 ご馳走様でした。
このあたりは細い道が奥に続いていますが、やきもの横丁といって、小さい窯元さんが沢山点在しているところです。

翌朝約束していた作家の山本泰三さんが迎えに来てくださり、かれの誘導で工房にお邪魔することにしました。   地方にくるといつも思うのですが、住所だけではとても辿りつかないですよね、田園風景と目印らしいものの無い風景で。

山本さんの界隈は竹林があり小川が流れているとても風情のあるところでした。また工房はそれに相応しい程素敵な昔ながらの土壁と大きな針で作られた木造の趣ある佇まいでした。    ご本人もハンサムなのでピックリ! 背の高い方です。長髪のためかバンダナを頭に被ってまた良く似合うのです。 
うつわの話やいろいろ雑談をして工房を後にし、陶芸の森に3人で出向きました。奥様ともお会いして挨拶をしてから分かれて。  まだまだ気になる作家さん達と出会ってうつわの話しをしてから、街中の第2窯元会場に行って見ることにしました。もう道路は人と車でいっぱいです。
主人が寄りたいところがあるのでこの辺で信楽を出発することにしました。


隣にある伊賀上野へ、ここは城下町と忍者と伊賀焼きで有名ですが、もうひとつ伊賀牛でもその名前はとどろいています。 車坂町や農人町は昔ながらの佇まいをそのまま保存したまるでタイムスリップした町並になっています。 
すきやきで有名な「すきやき 金谷」にちょっと贅沢ですが、折角伊賀まで来たので予約はしていないのですが、今ならOKとのこと。   ぺこぺこのお腹を満たして帰ることにしました。 駐車場の収容面積からするとかなり大きいお店の様に見受けます。 間口はご覧のとおり狭いのですが、1階が肉屋でひっきりなしにお客が買い物に出入りしています。 2階に案内されてどこまでも続く長い廊下と沢山の客部屋には驚きです。  
今日は奥の大広間に100人の予約がこれから入っているんだと言っていました。 すごーい! すきやきは砂糖としょう油だけでこしらえますが、関東と違うのは「割り下」を使わないことです。
みりん・酒・だし・しょう油の割り下を使うのが関東風です。   明日からは、当分 粗食ですごさねば・・・!ねーぇ  財布とにらめっこですよ。    (:^~^:)

 大満足で少し上野の町を散策してみました。車坂町には武者隠しの町並みが続き忍者が塀に隠れるスペースがありました。 そして城下町に多いのが和菓子店です。  菅原神社近くの和菓子の「いせや」さんに寄って綺麗な和菓子とおもちを買って帰ることにしました。この日は連休のせいか子供の忍者コンテストがどこかで行われて忍者に扮した子供たちの姿が目に付きました。
流石に伊賀!いがもの!                  山本泰三・竹口要さんのうつわ。

       八木橋昇・山本泰三さんのうつわ。

東京に戻って熱いお茶と美味しい和菓子を戴き信楽での出会いやうつわのことを思い浮かべながら、 素敵なうつわたちが届くのが待ち遠しいですね。 またゆっくりと訪れてみたいやきものの里でした。  会場で買い求めたうつわたちで料理をしてみました。使い易くて中々素敵です!

安見勇人・八木橋昇さんのうつわ。






                                                                                                                                                                                                             



*信楽陶芸の森 http://www.sccp.or.jp/

*小川亭料理旅館 TEL 0748-82-0008

*信楽うずくまる本舗TEL 0748-82-0205

*和菓子いせや 伊賀上野TEL 0595-21-0615

*すきやき金谷 伊賀上野 TEL0595-21-0105

   *クリックすると写真が拡大されます。