月曜日, 6月 21, 2010

今年で26年目の 松本クラフトフェアー

                 今年で26年目の 松本クラフトフェアー




暑いぐらいの日差しの中で今年も松本クラフトの時期を迎えて行ってきました。
相変わらず、多くの人たちが関西や東京・東北・全国から集まってきます。





「手づくりをコンセプト」に多くのもの作りの作家たち250人と その心地良い魅力を求めて全国から惹かれてくる私達・・・。

二日間の祭典はのこ松本あがたの森で花開く。

原糸から紡いて作られていく・・・・「フェルトの帽子やバックたち」可愛らしさ満開!

                                 










うつわくらぶ京でもお付き合いしているガラス作家の「さじみさ」さんのブースです。 このところ彼女が力を入れている、モザイクの様な技法。  ひとつひとつ別々にパーツを作り、そのパーツを接続してひとつのグラスを完成させる、とても凝った技法です・・・・とても綺麗ですよ!




次に信楽の陶芸作家「大谷桃子」さんに会いました。 個展で発表した新作がいっぱい展示されています。


私もオーダーしてきました。  出来上がりがとても愉しみです! 彼女のファンは多くなかなか出来上がるまで長い時間が必要です。  優しい植物柄を手描きされた作品がお馴染ですね。 ご主人の大谷哲也さんもお店番にいました。 勿論お子さん達もきていました。





木工作家も奥にいくと多く展示されていました。


可愛らしい動物のオブジェ!  見ていると飽きないなーぁ。

どの子を迎えようかな?! 「お出でお出で うちの子に!」



若き家具作家さんに声と掛けてみました。 なかなか素敵な小モノも作製しています。 作品をお願いしてきました。

松本からアルプスへ。 上高地へ。 高山や富山にも足を延ばすことができる拠点地です。
あがたの森の風景はそんな雄大な自然を一望させる大らかさと清々しい希望で満ちています!!
今年も
沢山のもの作りの作家たちとの出会いがありました。












6時頃からいつもお邪魔する美味しい蕎麦やさんで美味しいお料理とお酒を頂いてからレトロな昔にタイムスリップする、そんな一角を散策してみたのです。  夜の中町通り・大手町の今も営業しているレトロな写真やさん・縄手通りの松本家具でしっとりした雰囲気の「まるも カフェ」ここは旅館も営んでいます。 一度泊ってみたいなぁー 雰囲気ある感じです。

街中には何か所も清水が湧き出ています、アルプスの雪解け水でしょう。  だから日本酒も美味しいんですよね





丸の内にある 老舗の料亭「松本館」さんは うつわくらぶ京のお客様です。





















最後にうつわくらぶ京の付き合いのある作家さんの「小山乃文彦」さんが先日個展をされた 「ギャラリー 灰月」に寄ってきました。          パルコの近くに位置する高美書店の二階にあるギャラリーは広々として白い壁に愉しいおもちゃ作家の作品が展示され、個展の開催中でした。



勿論 小山乃文彦作品もありましたよ・・・粉引きのポットや大皿も小山さんらしいいつもの定番のポットです!
 



また来年もきっとこの街にきている私を想像しています。     あたらしい出会いを求めて!


 *ギャラリー 灰月  松本市中央2-2-6高美書店2F 

  TEL 0263-38-0022










  *写真をクリックすると拡大されます。




                   










金曜日, 6月 04, 2010



          5月のできごと ロンシャン競馬場にて




思いがけず主人のお伴でパリの競馬場に行くことに成りました。  5月は一年で最も気候も良く「花の都パリ」と云うだけあって街路樹の赤やピンクや白のマロニエの花が見事に満開!  ベージュ色の石灰岩の建築外装に統一されたパリの建物はお洒落なフランスを象徴するかの様に歴史の重さと調和されて美しさを誇っている様に見えます。










セーヌ川からパリ発祥の地シティ島に降りて「ノートルダム寺院」に参拝。 この日はちょうどミサが行われていて、美しいソプラノの唱声は厳かな寺院内に響きわたり日頃の心の垢を流し切ってくれる様な思いがしました。












         



 日曜日に開催される「ロンシャン競馬場」パリ郊外のブローニューの森に囲まれた緑の美しい競馬場です。 「凱旋門賞」でもお馴染の競馬場です。   この日は「こどもの祝日」で多くの子供連れの家族が競馬場内のイベントで楽しそうに遊んでいる光景を見かけました。
競馬開催は午後13:30から。  日本の競馬場と違うのは食事をしながら競馬を愉しめる設備が整っていることでした。
レース直前のパドックを見に降りてみました。 パドックも木陰が涼しくて爽やかな中にジョッキーたちが勝負馬に乗って登場。  目立つのが可愛い女性の馬蹄さんたちです・・・馬の世話をする担当者が馬を引いてパドックを廻ります。

黄色の勝負服を着たジョッキーは日本でもお馴染の「ペリエ騎手」です。  目の前を・・・私は思わず「ペリエ! ペリエ!」って叫んだら
彼は振り返ってくれました。 ミーハーでしょう!笑






馬券の種類は日本より多くそのレースだけに懸賞が懸ったものもあります。 私は解らないので馬券は買いませんでしたが、新聞を記念に頂いてきました。









パドックで出会った若者たち、たまたま隣に二人の若者が馬の話をしているので、「日本の方ですか??」っと声を掛けました。
彼らはフランス文学の勉強で留学している大学院生でした。  お二人とも大の馬好き! 馬の写真を撮りながら血統の話やレースの話を熱く語ってくれる程のファン! けど馬券は買いません。  主人はそんな彼らと暫く馬や競馬の話に高じていました。 お二人ともなかなかの知識人です!










翌日は中世の小さなサンリス町とシャンティー城とシャンティー育成場へ

              







「シャンティー育成場」は広大な敷地で馬の育成が行われています。


ちょうど朝の調教中でした。
その後 近くにある、シャンティー城。ここはルイーアンリ・ド・ブルボン7世によって建てられたゴージャスな馬小屋があります。 写真左がそうです。  右はシャンティー城です。        ブルボン7世は「自分が馬に生まれ変わる」と信じていたらしく250頭もの馬を所有してこの様な立派な馬房を作ったと言われていました。  現在は「馬の博物館」になっています。











中世の小さな町サンリス


 シャンティー駅から約20分、ローマ人によって築かれた中世の古い街並みです。 観光客は殆んどいません、静かな石畳みの町には最古のノートルダム寺院に聖母マリアを祀った古い教会がたたずんでいます。













小さなサンリス駅から街中を散策してみました。  ちょうど朝市が開催中・・・楽しそう! 色とりどりの野菜が素朴な感じです。 にんじん・ラデッシュ・アンティーチョウク・イチゴ・もも・トマト・・・。       中国料理店もあります。 骨董の時計屋さん・地元の小学生達も・・・・可愛い! 市場で出ていた鳥のロースト 美味しい!!                                                     *可の有名な「イブ・モンタン」は余生をこのしっとりとしたサンリスで過ごして、亡くなったそうです。



















  「すずきのソティーにアーティーチョウクの付け合わせ料理」はこの時期よくレストランで出てきたメニューです。  アーティーチョークは結構高級野菜だと言っていました。     市場でサクランボを買って、ホテルに戻ってから食べました。  思いがけず朝市に出合って嬉しいー! でももっとゆっくり見て廻りたかったなーぁ。 野菜・くだもの・お菓子・衣類・子供服・雑貨etc 左写真がアーティーチョウクです。





















帰りの車窓から見える美しい菜の花畑の続く農地・・・さすが農業国フランス!                   昼食は古城レストランで頂きました。  トイレの窓とは思えない素敵な風景でしょ??  緑の庭園です。 絵ハガキの様!
皆様と愉しい時間を共有できて感謝です、またお目にかかれるのを愉しみにしていますね!!
























*写真をクリックすると拡大されます。