金曜日, 7月 20, 2007

あじさいを求めて・・・鎌倉へ、なのに?!

6月入梅に入って、そろそろあじさいが綺麗な頃、友人3人で雨の鎌倉もいいもんね!っと。 早速小田急線藤沢乗換えで、海岸をおとる江の電で鎌倉「長谷寺」に向った。  当初曇りと天気予報では言っていたので、これはいいぞーと思っていた。が鎌倉はからからの上天気!  「いやーぁ暑い!!」 車両から、海は青く美しく陽をいっぱいにきらきらと輝いている!  海を見ていると気持ちが広々としていいなーぁ*(*ー*”  何かウキウキしそうです!

途中の「極楽寺」でも沢山の人達が下車。  目指す「長谷」ではそれ以上の人達が降りていく。  「こりゃー大変!大混雑かも!・・・」案の定長谷寺までの歩道もいっぱい

参道前の着物の古着屋「花ぐるま」さんで、着物のはぎれを二人は買い求めた。 3月に「伊豆稲取りの吊るし雛」を見て以来、今製作に凝っている!  あれは数作らなくてはならないからいつになったら完成するんだろうか?  先は遠いが楽しみだ。                  長谷寺は既に沢山の人たちでいっぱい。
入山券の番号で紫陽花山を登っていくのだが・・・ちょっと驚き・・・!
既に山には沢山の人の列・・・!! ヒェー!
「どうする・・・でも折角だから」と3人で紫陽花山を上がり出した。 あじさいは8分9分位の見頃だが、こう人が多いと風情とは程遠い。
途中から別れ道があり降りることにした。  かなり高台になるので木々のあいだからは遥か鎌倉の海と逗子の半島が覗いてる。 下りの途中から紫陽花にマッチして竹林が一層風情を醸し出している。  竹林って日本らしくて落ち着くよねー。  ちょっと休憩。  長谷寺の正式名称「海光山慈照院長谷寺」と号し、聖武天皇の御代にあたる天平八年(736年)開創という鎌倉でも有数の古刹である。 本尊は十一面観世音菩薩、 奈良の長谷寺の本尊である菩薩とは1本から2体に分けて観世音菩薩を作ったのだから、 まーっあ云わば親戚のような感じ。
季節の花々が池を囲んで咲き誇っているあやめ・なでしこ・あじさい ここは花の寺としても名高い。
弁天洞があり薄暗い洞中に鎮座している。  池を挟んだガラス越しの和室では「写経」を試みている方たちが見える、精神統一になるし、無の世界を味わっているのかな。   ここの庭園からは鎌倉の海が眺望でき太平洋の水平線が続く美しい眺めが楽しめる。   私たちはここからバスに乗って鎌倉駅に向った。15分程で駅小町通りを散策しとんぼ珠のアクセサリーを買い物して、八幡宮近くのうなぎやで遅めのお昼を頂いた大満足・・・うーん美味しかった。  八幡宮をちょっと参拝して、甘味処で一休み。
今日の感想は人の多いのに疲れたけど、また秋にゆっくりと 北鎌倉を巡って見ようね! となった。 あじさいを求めて・・・一日の小旅行は夕暮れとともに江の電のここちいいゴトンゴトンの音色と一緒に気持ちいい眠りに堕ちていく。 Zzz・・・z。

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火曜日, 7月 17, 2007

6月浅草ぶらり・ぶらり・・・!

明日は父の日という事で久々に主人と浅草雷門前で待ち合わせて、浅草をぶらりと歩いてみる事にしました。  私は少し早めに着いたので、雷門右隣の福田屋さんを覗いて見る事に。 この店は和紙でつくるミニチアの模型がとても可愛く干支・花・野菜・店・季節の風物などが手づくりで置いてあるので見ているだけでもとても楽しめる店です。 よくこなに表情豊かに和紙で表わせるものだなーぁって関心してしまう!     千代紙も豊富で、綺麗な和紙は魅力的なのでしょう、外国人もお土産に求めている方がいました。     雷門前では、仁王様をバックに写真を撮っている外国人の観光客も多くまた、お参りの人々で相変わらず賑わっています。 二人で仲店通りを通って浅草寺に参拝に。    
途中専門店を覗くのも楽しみのひとつですね!  人形焼きの店では手際よく同じさばきを繰り返ししているのですが、見ているのが飽きません、一度焼かせてもらいたいなーぁと思いながらも・・・無理ですよねーぇ。  見ているよりはずーっと難しいのでしょうが。  扇子の専門店もきれいです。 懐かしい「舟和の芋羊羹」もありました。子供の頃はよく食べた覚えがあります。 勿論デパートの地下食品売り場で母が買っているものですが、素朴で甘さが控えめなマロヤカなあの美味しさです。  観光客ようにお土産屋の多い仲店通りを見ながら、浅草寺境内に入っていきます。

本堂でお参りを済ませて天井を見上げると大きな龍と天女の描かれた天井画がありますが、今まで気ずいていなっかたかも。 これって、いったいどうやって描いたのだろうか・・・?  龍は縁起がいいのか、強さの象徴とか、よくお寺さんにふすまや天井画として描かれているのを見かける。 京都の天竜寺には 龍の襖絵があったしー。カラフルな色彩で見事です!

境内の五重の塔・二天門のおおわらじをデジカメしてから近くを散策することにします。  裏手にある遊園地の「花やしき」レトロなイメージで下町の雰囲気を楽しむ感じです。
その脇道にひさご通りがあり、これまた昔からある商店街ですが、ここに目を惹く建物がありました。 「台東区 江戸下町伝統工芸館」です。 昔から下町には多くの職人さん達が住んでいて、伝統工芸を伝承しています。
1階にあるビデオコーナーで「江戸神輿」の製作ビデオが流れているので暫く見入っていました。 木造で下地を丁寧に作り上げていきます。神輿の屋根のふっくらとしたカーブの出仕方、作り方がひとつ、ひとつ分かります。 やーぁ素晴らしい!!ここでは30種類もの技能をビデオで実演しています。   だんだんと伝承される後継者も時代と共に少なくなっているのでしょう。 私が「うつわくらぶ京」で扱っている江戸木箸も竹工芸もそのひとつでしょうね。 いいものはずーっと残して伝えていきたいものですが・・・。でもこの会館で展示されている多くの工芸士さんの素晴らしい技は今も残されているんですよね、土日は実演もあり、手づくり教室も開催されています。 一度見る価値ありますよ! 
【台東区 江戸下町伝統工芸館 TEL 03-3842-1990】

外に出たら大分薄暗くなっていました。 そろそろ美味しいお酒とカニ料理を食べながら、明日の父の日を意識して主人を労うひと時にしようかなって!    ふぐ料理で有名な三浦やさんの神輿を見ながら、目的のお店にやっと辿り着いた。 たまには浅草・深川あたりを散策するのも楽しい時間ですよ!! お父さんお疲れ様!?


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