木曜日, 10月 29, 2015

工房からの風


天候が心配な土曜日でしたが、着いた時には傘が邪魔に成る様な一日でした。
私が思っているのですから出展者の作家さんたちはそれ以上にやきもきされていたでしょう。

雨上がりもあってか、まだ午前中の出だしはぼちぼちですが、午後からは賑わってきました。

テントの奥には手づくりクッキーやジャムやはちみつやスイーツや料理のお店が並んでいます、お昼近いのでお腹すきすき・・・・誘われます。笑



↑ ファンタスティックな世界をうつわいっぱいに表現している長谷川風子さんの可愛いうつわたちです。
木工作家の大住潤さんの作品様々な椅子の展示です。(右 写真)

ガラス Mellow Glass の小さなお家や街角を思わせるガラスたちが可愛いー!! 
光を取り込んでいるので半透明のオブジェが綺麗です。↑

興味のある方にはワークショップにも申し込めます。 指導者の方が親切に教えてくれます。木工の文字を作っている様です。↓







 



 
美しいシルエットのうつわですよね!! なかなか惹かれるうつわがいっぱいでした。
幾つか買って帰ってきました。
カラフルなうつわのテントや染のバックやスカーフや小物を制作している作家さん(大谷芳子さん)もいるので時間があっても足りないほど愉しめる一日でしたね。
 
中庭のは花やしょく物がいっぱいでベンチがあったりするので、ホット一休みをしたりして・・・いい感じです。   ブルーメンのお話を知っていますよね、その話を木工の世界で作った作家さんの木に登場人物を載せた楽しい 楽しいツリーがこちらです。←
 
 
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土曜日, 8月 01, 2015

漆器を知ろう ・ 愉しもう!!

    

漆の豆知識

漆と採取の仕方は?

漆の採り方は、漆の木を植えてから10年程たち、直径10cm以上になると採取します。6月中旬から10月下旬にかけて、朝の4時頃から5日間ごとに傷を付け、1つの傷から一滴の漆をとり、何十本、何百本もの漆の木から採取して、終わったら全部、伐採してしまいます。つまり10年育った漆の木は1年で漆液がとられ、役目は終わる訳です。漆は大変貴重なものです。それだけ手間もかかるし、貴重なだけに漆器は高価なんですが、注意をはらって使用すれば長くご使用できます。

漆の色は?

飴色の半透明です。黒漆は鉄分を加えて作ります。朱漆や黄、緑、青などの色漆は、その色の顔料をまぜて作ります。しかし、ポスターカラーのようなカラフルな色は出せません。漆そのものが透明ではないので、白漆にしてもベージュに近い白色になります。又、漆は時間がたてばたつ程、乾燥し、硬化し、そして色が明るくでます。同じ朱漆で塗っても、乾燥して一日後の色と一ヵ月後、半年後の色では異なります。



漆器の上手な使い方

1.長時間湯水に浸しておくことは避けて下さい。使用後は出来るだけ早く洗い、柔らかい布で水気を拭い、乾いた布で拭いておきますと長持ちします。

2.太陽光線等にさらしておくこと。湿度の高い状況下におくことは避けて下さい。変形、変色、カビを生じることがあります。

3.新しい漆器の匂いが気になる場合は、風通しの良い所に数日間置くか、2~3回温水で湯通しをしたり(高温は避けて下さい)、薄めた酢で軽く拭くと効果的です。最初に100℃の湯を入れると椀もびっくりします。なじませていく方がいいですね。慣れてきたら味噌汁など100℃に近い熱さでも結構大丈夫ですが、ポットのお湯や沸騰したお湯をイッキに入れるのは避けましょう。

4.油のしみ出ているものや、指紋が付いた場合には柔らかい布や紙で丁寧に拭きとって下さい。

5.タワシ、みがき粉、食器洗い乾燥機、電子レンジのご使用は避けて下さい。

木の器は生きています。大事に使うと長持ちします。
もっと 気軽に愉しんで使ってみてください!!
 
 
 
■漆器のページ
 http://www.utsuwaclub-kyo.jp/artist_info.php?manufacturers_id=27

         














水曜日, 4月 08, 2015

元木貴信 X 元木庸子 ガラス展

「 元木貴信 X 元木庸子 ガラス展 」 東武百貨店池袋店6F 工芸サロン




 
うつわくらぶ京でお付き合いがある、ガラス作家の元木貴信さんと奥様の庸子さんの作品展に4/7にお邪魔してきました。    いつもながら技術の高さ・センスの良さに感動します!
貴信さんが成形し、庸子さんのサンドブラストで絵を描き着彩する手法が可愛くて素敵でした!


元木貴信作  ジュエリーボックス


宙吹きガラスの自由な特性を基にサンドブラストの可能性を追求、日々戦い
続けている二人の新作です。 
 
               庸子作 アネモネ 大皿・グラス
 
■上記はサンドブラスト手法のしかたが説明されています。

元木貴信作 グラス
 
 
元木貴信作 レース鉢 ・ グラス
 
1本1本様々なレース柄の棒を作り、並べてそれぞれを溶かして、ひとつの塊にして宙吹きし成形します、とても手間の掛る作品です。
 
ガラスの奥の深さ・美しさの極限をかいり観たひと時でした。 また 元木さんに少し作って頂こうと思います。  非日常なうっとりする空間でした。
 
 
 
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