木曜日, 6月 30, 2011

「堂本正樹&大西康弘 展」 根津・谷中散策!!

           「 堂本正樹 & 大西康弘 展 」  土と紙

只今 堂本正樹さんのこの個展の新作が入荷しております 「うつわくらぶ京」を見てください!!                                                                                根津 ギャラリー汐花 6/14~6/26                   










 信楽の 堂本正樹さんから学生時代からの友人のカメラマンとの二人展のお知らせを頂き、在廊の最終日に訪問してみました。

堂本さんとは今年の1月以来久しぶりです、新作を拝見して得意の粉引きにルレットのレースの様にあしらう紋様や飴釉のうつわや急須にも挑戦してまた新たな堂本アイテムを拝見してきました!   東京での作品展は多分初めてではないでしょうか?!  


コバルトや粉引きの小花瓶もいろいろあり迷ってしまう程です。  ちょっとしたテーブルに小花を生けても可愛いでしょう!
人気の菊形皿や花紋様の皿・鉢や横彫のうつわやカップなども展示してありました。
また何点か注文してきました!






友人の大西康弘さんの写真もモノクロで雰囲気があり陶器と写真との対照的な表現ですがそれぞれが引き立て合って存在している空間を感じました。




                                                           日常の手ざわり

”陶器と写真”ーーーーふたつの異なる表現でひとつの展示会をカタチづくる。

お互いの思うを採りながら、少しづつカタチを紡いでいく作業の中で、密方感覚は片方はシャッターを切った瞬間から(過去)が(はじまっていく)メディア、もう片方は(使われていく)中から(完成)へと近づいていく行為、という事。        そんな単純な事を再確認した次第です。____________「土と紙」。

このタイトルが決まった時に、やっとその本質がひとつ見えて気がしました。

それがそれぞれに、時間の経過が異なる表現だからこそ、その中から交わる接点を見つけ出す。                 その感覚を意識しながら日々土にふれ、ファインダーを覗きたいと考えます。      そうしたお互いの表現が入り混じる中から、ふいにふと立ち現れる(日常の手ざわり)。      そんな展示会です。     堂本正樹 陶器 ・ 大西康弘 写真。










 












                                                            堂本さんの作品展が開催された根津界隈は大正や昭和初期の建物やその建物を使った今風の雑貨屋さんやカフェや手づくりバックなどのおしゃれなおみせが点在する昭和レトロな街並みなんです。   根津から谷中・西日暮里界隈を歩いてみました。
昭和初期の佇まいのままを残して「染色 丁子屋」手ぬぐいを商いにしている粋なお店です。 ちょうどフランス人の観光客が2.3人珍しがって写真を撮っていました。 外国人から見るとどの様に感じるのでしょうか?「風情? 趣? 古い? わび?さび?・・・・とか??」  私も手ぬぐいを何枚か買い求めました。


この暑さで喉もお腹もすいたので一休み・・・ギャラリー裏にあるカフェ「蒼い月」でランチを頂く。 ここはオーガニック野菜を中心に手づくりパティやカレー・ライ麦パンをランチに出している美味しいカフェでした。





私の注文した 「ライ麦パンと手づくりパティとスープ・サラダランチ  1050円」 ご馳走さま!! スープが先に出てきたので頂いちゃいました。 サラダをパンとパティにはさんでいただくそうです・・・・パティもパンもしっかりしています・・・・美味しかった!

店中には手づくりの皮バックや洋服やポストカードが展示販売しています、バックミュージックも癒させますね。 アンティック家具が素敵な癒されるカフェですよ!笑







これより坂道を登っていくと大名時計博物館や谷中の墓地方面にでます。






反対方面を散策してカフェで教えて頂いた「へびみち」に向かってみました。 梅雨どきなのですが東京の雨は少なく毎日ムシムシと暑さばかりが続きます。 32度ぐらい。 そんな中目を惹くのがこの時期あじさいの美しい色合いでしょうか!

↓丁子屋さんと隣接している「手打ち蕎麦屋」さんの古い佇まいです。







            えっ!?「へびみち」って蛇がでるわけじゃありませんよ。   車1台が通る程の道がくねくねと曲がりながら続く小道です。 レトロな木造のカフェや手づくり雑貨のお店が続くおもしろ道なんです。 日曜日でもあるのか散策の人たちが多かったですね。





このちゃぶ台にたたみ敷きの木造のカフェは満員でした。  お店の前から撮らせて頂きました。  昔あったパイプのイス・・・懐かしいー! コーヒー550円











こちらは手づくりバックや皮のサイフや雑貨がいろいろ愉しめるお店でした。


窓ごしに見えるのはミシンを掛けている店主さん・3店舗続いています。 「手づくり雑貨・洋菓子・ミシンを掛けている洋服店」。 お求め易い価格で販売されているので、買い物客も多かったです。   通りから覗いている方たちがいっぱいでした。   この界隈には文人も多く住んでいたようです。 結構緑の多い癒しみちです。















  大通りに出ると「さんさき坂」です、根津から谷中駅までのレトロバスが巡回しているんですよ。 便利! て言うかそんだけ観光スポットになっているんですね!驚きー。














       「平井履物展」から「朝日銭湯」や「レストランカフェ」の前を通り,谷中方面の「朝倉彫塑館」に向かってみました。


朝倉彫塑館は東京都台東区谷中にあり、明治から昭和の彫刻や彫塑家であった朝倉文夫氏のアトリエ兼住居を改装して美術館になっていますが、現在は耐震補強のため改装中で、休館になっています。残念!!



















                                                                  さんさき坂 の途中の千代紙を扱っている「谷中 いせ辰」の看板が目を惹きます。 おいらんの鮮やかな立て看板です。












ウインドーの中のカラフルな様子も可愛いですよ! うちわや手ぬぐい・千代紙製品もディスプレー・・・・・。
「和のうつわ 幸助太夫」によってうつわを拝見、益子の田村一さんのうつわが展示してありました。 趣ありうつわやさんです。 さんさき坂からこの界隈は寺町でとてもお寺が多いです。








朝倉彫塑館前を通って西日暮里に出る本日の目的の「堂本正樹展」を拝見、後の根津・谷中ぶらぶら散策の一日はおわりとしました。 知らない土地を散策するのも楽しいものですよ! 機会がありましたら是非散策楽しんでください。











    *写真をクリックすると拡大されます。