月曜日, 12月 17, 2012

     【  田中信彦 展  エポカザショップ 銀座 日々 】 10/12~10/17


エポカザショップ日々さんは1Fがブテック、そのブテックの中程に地下に下りていく階段があります。
地下への階段を段々下りていく間に作品が点在して、別世界の純和風のギャラリーに到着。

■表情の豊かな和モダンな急須

田中信彦さんから個展のお知らせがあり行ってきました。

田中信彦さんは沢山の釉薬をご自分で調合して工夫する方です。 工房にお邪魔した時も見せて頂きましたが、様々に試みた中から作品にぴったりときた釉薬を追及してものにしていくエネルギーと努力は素晴らしいものです。  随分私が知り合った頃に比べれば年々進化して変化しております。

顔料を微妙に調合して上薬に使っているので、ひとつひとつ色の出方も微妙ですし、同じものはひとつもない様に感じます。
(勿論作家さんの同じことを言ってました)


伝統的な手法もあり、モダンな美しさもどんどん産出してこれからの陶芸界をリードしていくおひとりでもあると思います。
■顔料を微妙に入れたうつわ、1つ1つ色の出方が違う。

 ■奥に立って手を挙げているのが作家の田中信彦さんです。
■思った以上に多い展示数のうつわたち





田中さんのうつわは兵庫県立陶芸美術館に収蔵される程の腕前ですので、その努力とエネルギーは人一倍であるはずです。
しばし田中ワールドにしたったひと時でした。
次はどんな発展を魅せてくれるのでしょうか? 楽しみな作家さんです。

*私が気に入ったのは焼き締めの小ぶりな急須とこちらのカラフルなモダン急須です!!いいでしょう!

*クリックすると写真が大きく成ります。








              益子陶器まつり 11・1 ~ 11・5


毎年春と秋の益子・笠間陶器まつりには足を運んでいる。 この頃の益子は朝晩結構冷え込みがあるので、一枚上着を用意して行こう。
新宿からJR湘南新宿ラインで大宮から小山へ乗換で益子へ向かって、やっと益子駅に着くそこからはバスの本数がすくないので、30分程歩くと陶器まつりの現地に着いた。

観光バスが来る位の人出ではあるが、今年は少し少ない様に感じる。
作家さんたちが集まっている場所の「はがくれの丘」へ向かった。  既にお付き合いのしている常滑の作家田鶴濱優香さんから電話があり、ここで出会う約束をしていたので、久しぶりの再会を愉しみに小さな丘を登って行った。                                                                                                                                                               彼女は二人のお子さんの子育てしていて、暫く陶芸を休んでいました。  やっと少しご主人である陶芸家の田鶴濱守人さんのお手伝いができる様になり、育児と家事の合間をみてご自分の作品を作り出したと連絡があったので、私としては嬉しい限りの再会にワクワクしながら、彼女の新作品を拝見してきたわけでした。
田鶴濱優香さんの得意とする「練り込みのうつわ」をあれこれ新作を頼んできたので出来上がりを愉しみに待っていようと思います。 「うつわくらぶ京」で皆様に見て頂ける日がくるのを待ちどおしい・・・・。

http://www.utsuwaclub-kyo.jp/artist_info.php/manufacturers_id/14
田鶴濱優香 作品


毎年 期間中、常滑から出てくる若い作家さんたちは仲間として、学宿の様に田鶴濱さんの実家である益子にお世話になるそうですが、そんな作家さんたちもひとりひとり結婚したり、お子さんが生まれたりとこの陶器まつりにも参加者が少なく成ってきたと話していました。

まだ素敵な作品を制作している作家さんがいるのでワクワク感いっぱいに好奇心いっぱいに出会ってきました。








 













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