金曜日, 11月 02, 2007

旧友に会う旅 バンコックへ 

7月の在る日 主人宛の国際電話がバンコックからあった。
相手は学生時代からの友人ですが、かれこれ音信不通になってから10年程の時間が経つでしょうか。 電話の向こうのS氏、10年前にイギリスへ発ち後にタイに渡り、現在バンコックでホテルや高級エステサロン・タイマッサージ・ネイルサロン教室などを手広く経営している。

S氏からの偶然の誘いをきっかけにして10年ぶりの再会を約束することになった。

      9月に入ってさあー・出発! 5時間程でバンコック空港。空港に出迎えの車が来ていて、
                       一路S氏のホテルに。 夕方になるのでかなり高速も混み出しているが、以前に比べれば運転マナーはかなり良くなっているようだ。       積もる話も諸々、しかしまずは3人で夕食に「建興酒家」へ、シーフードも美味しい中国料理店。 入り口ホールに小泉元総理・秋篠宮殿下の来店写真が飾られてあった。         S氏のお勧めメニューとシーフードの好きな主人が選んだ料理はどれも美味しく大満足!  *この、すいかのジュース美味しい! 海老のココナッツカレーはチャーハンに掛けて戴くgood!  海老のガーリック焼き・ヤムウーセン・魚の姿スープ食べきれない程。 そして話も尽きない、 ご馳走様・・・。

次にタクシーで「state Tower Bangkok」63Fにある野外Breclub「SIROCCO シロッコ」アフリカの風の意。   最上階の屋上にある おしゃれなライブバークラブ・JAZZライブを聴きながらディナーもできる。 ここからの夜景は最高に綺麗! チャオプラヤー川や高速のライティング、涼しく風に吹かれながら、7色にライティングされる円形のバーでカクテルを頂く。  お客はヨーロッパ系の長期バカンスを楽しむ人達が多いようだ。   雨が降ると円形のドームのイタリアン料理店で楽しめるようになっている。 なんてムーディーな夜なの・・・! アハンー^:^

タイにはアジアの魅力に誘われてヨーロッパから多くのバカンス客が長期滞在するようで、白人を多く見かけます。  そのためかおしゃれなお店がとても多い。
「SIROCCO」  TEL 66(0)2624-9555 http://www.thedomebkk.com/

室内のベランダに入ると最近流行っている、寝そべりながらおしゃべりや夜景を楽しむリクライニングスペースが続く。 遅くまで飲んで遊んでタイの最初の夜は更けていった。 






翌朝は週末だけ開催されるショッピングマーケットに出かけることにした。  S氏の社員のヤンさんが日本語・英語ができるのでガイドに付いてくれることになった。
コースはショッピングをしてからバンコック3大寺院をめぐりオリエンタルホテルまで。タクシーはどこまで乗っても400円位なので利用するといい。 チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットを目指す。
日本で言うなら上野のアメ横を大きくした感じ。 洋服・雑貨・バック・ペット・食品なんでも売っています。 迷路のように広く小さい店がいっぱい続く、スリにご用心!
お土産に雑貨・バック・アクセサリーを買い物しました。 見ていると飽きないけどまだまだお寺を廻るので、荷物を増やすのは程ほどにして。  タイのアパートではキッチンにガスコンロの設置がないところも多いとか、朝食を家で食べることが
少なく、朝から屋台やちょっとした店で出勤前の朝食を済ませることが多いようです。
(ある意味ウラヤマシー! 作らなくていいのー・・・? ほんとう)
タイ料理が大好きな主人は「フォー専門店」前で足が止まった。 沢山の具材が並ぶフォーの店。
マーケットの中にある骨董屋には 古伊万里のような器が展示されていた。  きんきらの仏具店もタイらしく、正に仏教国ですね。

マーケットを後に3大寺院を廻ることにしまた。
エメラルド仏寺院(ワット・ポラケオ)へ。 短パンの人は中に入れませんので、入り口で長ズボンを借りて履き替えます。 グリーンの芝生が綺麗に手入れされた正に王室守護寺院。 本堂に安置されているエメラルド仏はタイ国の本尊仏として崇められ、毎日沢山の人々が参拝に訪れる。  ここは王室専用の寺院のため僧呂が住むことがないので僧坊がない。 金の仏塔チェーディーが見える。
ウィーハーン・ヨートには重要な仏陀像が安置されている。  ホー・ポラ・ナークは王子・王女達の遺灰が納められている王室の霊ちょうになっている、とても美しい寺院です。  何故かミスコンで選ばれた美女たちが写真撮りされていたので驚き!  丁度お昼頃で近くのレストランで食事をする事にしました。
足も疲れて、おなかも ぺこぺこです。 デザートのアイスクリームが美味しいかったね!
                                   美しいエメラルド寺院






ブッダの涅槃像
             
ミスコンのお嬢さんたち美人ですねー!


                    

2件目の寺院はワット・ポー 私はタイ式マッサージ     
にはまっているので今回タイに行く目的の一つとして毎日タイマッサージを受けたいと思ってきていました。  この寺はそのタイ古式マッサージの 総本山になります。


涅槃仏陀像で知られるバンコック最古の寺院。かつては医学の教育施設だった。当時の医療・タイ古式マッサージを今に伝えています。








3 軒目の寺院はワット・アルン 三島由紀夫の小説「暁の寺」のモチーフとなった寺院。夕焼けの頃は美しい。 チャオプラヤー川を船で渡って向こう岸にあります。 アンコールワットのような石を積み上げた仏塔をよじ登るが、あまりに急勾配なので途中まででおりました。 ハーァ 足がガクガク!


それから タクシーでオリエンタルホテルへ、ゆっくりとお茶・見学・・・? 格調ある雰囲気の室内、チャオプラヤー川に面していてクルージング・タイ風の舟で食事がたのしめるようになっている。  中庭ではディナーの準備に取りかかったホテルマンも忙しそうに動いていた。  プールで水遊びに高じている可愛い金髪の坊やの笑い声が響いている。



タクシーでホテルに戻る、泊まっている常連客の日本人の人達とはロビーで毎朝おしゃべりをしているのでS氏を介して知り合いになり(ここは日本人専門のホテルである)、夕食は8人で魚介類を食べに賑やかに繰り出した。  店前にデスプレーされた魚介類を茹でたり・焼いたり炒めたりと希望通りに料理してくれます。 トムヤンクンをはじめ沢山のメニューをオーダーして食べきれない程でしたが、がやがやわいわい賑やかに夕食をすごすことができました。
美味しそうなカニ・海老でしょう!! ソムタム(パパイヤのきざんさサラダ)ヤム・ウンセンブー・バッ・ボン・カリーなどなど このメンバーかなりユニークな方がたの集まり、元アナンサーあり超有名ブランドの支店長ありタイのセリブ嬢や歴史的有名人の子孫ありーのいろいろです!?   リピーターばかりの常連客です。


食事が終わってからS氏の経営するタイマッサージ店でゆっくりとマッサージを受けることにしました。 ホッ。 お店の前に来たら何と なんと象がいたーーー!  エッ エレファント!! えさを買って象の鼻に渡すとうまく口に運びます。 やーぁ巨大な象も可愛いものですよ。 利口だしおとなしい。 酷い肩こり症の私はゆっくりマッサージを受けて 今夜は熟睡! お疲れさま。
     魚介を陳列しているレストランが多い           







バンコックの中華街
翌朝は朝から雨既に雨季に入っているのですが、滞在3日目で初めて雨になりました。  でもスコールのように降ってその後はカラット晴れるのが定番です。 本で調べた雑貨の店にタクシーを飛ばしていってみました。 私とヤンさんで目的の買い物をしに向い、主人たちとは別行動をすることにした。  夕方タイマッサージをホテルで受ける、タイにくる目的のひとつは体調を良くするためにタイマッサージ(リンパの流れとストレッチ効果)を受けるためでもあった、 それに日本と違ってとても安い!! 1時間 800円前後 これって絶対条件!!ですよ。      夕食は中華街に皆さんと繰り出すことに、今夜はこの屋台の名物ふかひれ料理
熱々の土鍋に入ったふかひれに野菜をたっぷり入れて、焼きそばに掛けて頂くのが流儀・・・!?だそうだ。   日中は蒸し暑く32・33℃はあるので夜はぶらぶらすごすのも涼しくていいかもです。 歩きながら帰りました。ホテルに着いてからショーライブを見に行く事になり また違ったタイの夜を垣間見た感じ。 社会勉強!



 フカヒレ土鍋                        中華街の屋台がズラリと並ぶ屋台毎に得意メニューがある
















翌日は伊勢丹が入っているセントラルワールド・プラザにあるS氏のエステサロンでオイルマッサージを受けてリラックスしてタイの最後の日を過ごした、何だかとても贅沢だけど日頃のストレスを解消してまた明日から頑張れるぞって! 気合が入る!!。



ヤンさんはこの日黄色ノポロシャツを着ていましたが、朝から出勤に黄色のTシャツの人々は目に付きます、何かあるのか・・・?と尋ねたら 王様の誕生の曜日が月曜日なのでお祝いで黄色の服を着るんだと教えてくれました。 曜日まで関係するんですねー。 だから何曜日生まれかって聞かれたのね。  国が違えばまた習慣も違うということですね。  ショッピングビルの上から見るとまるでカラフルなミニカーのように見えるタクシーです。


 お昼タイ料理を頂いて明日はいよいよ帰国します。 タイ最後の夜はタイスキを皆で囲んでHOTな時間^:^。   久々の友人との再会に主人もS氏も自分の仕事への想いや友情を再認識したようです。 また今度は日本で再会しましょう! 有意義な時間を共用できて良かった!
いろんなタイを体験することができたことが、貴重でしたし楽しかった。 タイマサージ、やっぱりはまちゃいますね! 私の目的の「タイマサージをゆっくり受けた~い!」は叶ったので満足な旅でした。 Sさん本当にお世話になりました、ありがとうございました。    またマッサージに来たいなーぁ!!



   *TOKYO  NAIL  SALON    ESTE & SPA

   B308 Central World Plaza (near ISETAN) TEL 0-2255-1878
              http://nail-pro.tokyo-group.com/



  


   *タイで暮らす華僑の嫁日記 タイの美味しいお店・暮らしを垣間見るブログ http://ameblo.jp/chinese-in-bangkok/theme-10002642879.html



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金曜日, 7月 20, 2007

あじさいを求めて・・・鎌倉へ、なのに?!

6月入梅に入って、そろそろあじさいが綺麗な頃、友人3人で雨の鎌倉もいいもんね!っと。 早速小田急線藤沢乗換えで、海岸をおとる江の電で鎌倉「長谷寺」に向った。  当初曇りと天気予報では言っていたので、これはいいぞーと思っていた。が鎌倉はからからの上天気!  「いやーぁ暑い!!」 車両から、海は青く美しく陽をいっぱいにきらきらと輝いている!  海を見ていると気持ちが広々としていいなーぁ*(*ー*”  何かウキウキしそうです!

途中の「極楽寺」でも沢山の人達が下車。  目指す「長谷」ではそれ以上の人達が降りていく。  「こりゃー大変!大混雑かも!・・・」案の定長谷寺までの歩道もいっぱい

参道前の着物の古着屋「花ぐるま」さんで、着物のはぎれを二人は買い求めた。 3月に「伊豆稲取りの吊るし雛」を見て以来、今製作に凝っている!  あれは数作らなくてはならないからいつになったら完成するんだろうか?  先は遠いが楽しみだ。                  長谷寺は既に沢山の人たちでいっぱい。
入山券の番号で紫陽花山を登っていくのだが・・・ちょっと驚き・・・!
既に山には沢山の人の列・・・!! ヒェー!
「どうする・・・でも折角だから」と3人で紫陽花山を上がり出した。 あじさいは8分9分位の見頃だが、こう人が多いと風情とは程遠い。
途中から別れ道があり降りることにした。  かなり高台になるので木々のあいだからは遥か鎌倉の海と逗子の半島が覗いてる。 下りの途中から紫陽花にマッチして竹林が一層風情を醸し出している。  竹林って日本らしくて落ち着くよねー。  ちょっと休憩。  長谷寺の正式名称「海光山慈照院長谷寺」と号し、聖武天皇の御代にあたる天平八年(736年)開創という鎌倉でも有数の古刹である。 本尊は十一面観世音菩薩、 奈良の長谷寺の本尊である菩薩とは1本から2体に分けて観世音菩薩を作ったのだから、 まーっあ云わば親戚のような感じ。
季節の花々が池を囲んで咲き誇っているあやめ・なでしこ・あじさい ここは花の寺としても名高い。
弁天洞があり薄暗い洞中に鎮座している。  池を挟んだガラス越しの和室では「写経」を試みている方たちが見える、精神統一になるし、無の世界を味わっているのかな。   ここの庭園からは鎌倉の海が眺望でき太平洋の水平線が続く美しい眺めが楽しめる。   私たちはここからバスに乗って鎌倉駅に向った。15分程で駅小町通りを散策しとんぼ珠のアクセサリーを買い物して、八幡宮近くのうなぎやで遅めのお昼を頂いた大満足・・・うーん美味しかった。  八幡宮をちょっと参拝して、甘味処で一休み。
今日の感想は人の多いのに疲れたけど、また秋にゆっくりと 北鎌倉を巡って見ようね! となった。 あじさいを求めて・・・一日の小旅行は夕暮れとともに江の電のここちいいゴトンゴトンの音色と一緒に気持ちいい眠りに堕ちていく。 Zzz・・・z。

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火曜日, 7月 17, 2007

6月浅草ぶらり・ぶらり・・・!

明日は父の日という事で久々に主人と浅草雷門前で待ち合わせて、浅草をぶらりと歩いてみる事にしました。  私は少し早めに着いたので、雷門右隣の福田屋さんを覗いて見る事に。 この店は和紙でつくるミニチアの模型がとても可愛く干支・花・野菜・店・季節の風物などが手づくりで置いてあるので見ているだけでもとても楽しめる店です。 よくこなに表情豊かに和紙で表わせるものだなーぁって関心してしまう!     千代紙も豊富で、綺麗な和紙は魅力的なのでしょう、外国人もお土産に求めている方がいました。     雷門前では、仁王様をバックに写真を撮っている外国人の観光客も多くまた、お参りの人々で相変わらず賑わっています。 二人で仲店通りを通って浅草寺に参拝に。    
途中専門店を覗くのも楽しみのひとつですね!  人形焼きの店では手際よく同じさばきを繰り返ししているのですが、見ているのが飽きません、一度焼かせてもらいたいなーぁと思いながらも・・・無理ですよねーぇ。  見ているよりはずーっと難しいのでしょうが。  扇子の専門店もきれいです。 懐かしい「舟和の芋羊羹」もありました。子供の頃はよく食べた覚えがあります。 勿論デパートの地下食品売り場で母が買っているものですが、素朴で甘さが控えめなマロヤカなあの美味しさです。  観光客ようにお土産屋の多い仲店通りを見ながら、浅草寺境内に入っていきます。

本堂でお参りを済ませて天井を見上げると大きな龍と天女の描かれた天井画がありますが、今まで気ずいていなっかたかも。 これって、いったいどうやって描いたのだろうか・・・?  龍は縁起がいいのか、強さの象徴とか、よくお寺さんにふすまや天井画として描かれているのを見かける。 京都の天竜寺には 龍の襖絵があったしー。カラフルな色彩で見事です!

境内の五重の塔・二天門のおおわらじをデジカメしてから近くを散策することにします。  裏手にある遊園地の「花やしき」レトロなイメージで下町の雰囲気を楽しむ感じです。
その脇道にひさご通りがあり、これまた昔からある商店街ですが、ここに目を惹く建物がありました。 「台東区 江戸下町伝統工芸館」です。 昔から下町には多くの職人さん達が住んでいて、伝統工芸を伝承しています。
1階にあるビデオコーナーで「江戸神輿」の製作ビデオが流れているので暫く見入っていました。 木造で下地を丁寧に作り上げていきます。神輿の屋根のふっくらとしたカーブの出仕方、作り方がひとつ、ひとつ分かります。 やーぁ素晴らしい!!ここでは30種類もの技能をビデオで実演しています。   だんだんと伝承される後継者も時代と共に少なくなっているのでしょう。 私が「うつわくらぶ京」で扱っている江戸木箸も竹工芸もそのひとつでしょうね。 いいものはずーっと残して伝えていきたいものですが・・・。でもこの会館で展示されている多くの工芸士さんの素晴らしい技は今も残されているんですよね、土日は実演もあり、手づくり教室も開催されています。 一度見る価値ありますよ! 
【台東区 江戸下町伝統工芸館 TEL 03-3842-1990】

外に出たら大分薄暗くなっていました。 そろそろ美味しいお酒とカニ料理を食べながら、明日の父の日を意識して主人を労うひと時にしようかなって!    ふぐ料理で有名な三浦やさんの神輿を見ながら、目的のお店にやっと辿り着いた。 たまには浅草・深川あたりを散策するのも楽しい時間ですよ!! お父さんお疲れ様!?


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