日曜日, 3月 25, 2007

癒しの体験・・・?! 身も心もリセットして!

私の首の骨はまっすぐだと言うことが、神経内科の先生から言い渡された。  そのせいで常に肩こりが酷く負担が大きい。  普通人の首の骨はカーブしているのが正常な状態である。  PCを通して思いっきり長時間向き合っている事の多い私はついついのめり込んでしまい、無理がたたった感じ。
気力も体力も変っていないつもりでいたが、体は嘘をつかない・・・?!
そんな時友人から伊豆高原にあり絶食道場に体をリセットしに行かないかと誘われました。  彼女は既に4年前から時々体験を重ねて訪れている。 そして3月の有り日、難あり女3人でその癒しの体験を試みることにしました。   どうせなら早く東京を脱出して折からの河津桜を見ようよと云う事になり
伊豆急で河津を目指したが、桜は既に終盤、川沿いに黄色の菜の花だけが美しく残されていた、「残念!!」 所々にわずかに咲き誇っている桜はこれから咲くソメイヨシノよりピンク色が濃く美しい・・・!  気を取り直し隣の稲取の「吊るし雛」が見事だから行こうと云う事になった。
その日は穏やかに温かく海には、伊豆七島が良く見えた。大島・利島・(ウド根島)・三宅島・新島・式根島・神津島。  我々のナビゲーター(不二子女史)は実に有能で対応が速い優れもの! いざ稲取へ。
タクシーで15分程で稲取の「文化公園」です。吊るし雛の展示が1月から3月31日までの開催。    中央に古くからの雛人形が飾られその回りに何段にも吊るされた見事な「吊るし雛」が天井から吊るされております。全て手づくりでひとつひとつ娘や孫に愛情込めて作られたものです。   由来は江戸時代後期、当時雛を飾れる身分はとても少なく、その代わりに庶民が手づくりの吊るし雛を我が子供たちの為に作り無病息災を願った、稲取地域の和裁細工として伝承されて今日に至っているのが始まりとされています。 豊富な種類は願いごとをひとつひとつの形にした意味があるようです。
例えば、うさぎ・・赤い目のうさぎは神様のお使いといわれる。 巾着・・お金がたまる・困らないように。 桃・・邪気・悪霊を退治し延命長寿を意味する。 枕・・寝る子は育つのいい伝え。 花・・花のように可愛らしく。etc見ているだけでも楽しめますし、作りたい方にはキットが販売されていました。
次の会場の「むかい庵」 へ。ここはもっと古い趣の吊るし雛を飾っている会場です。  稲取は 温泉の街・漁港の町ですが、この時期はどの店先でも吊るし雛が飾られ雛一色の街風景を私たちに楽しませてくれる
季節になるのです。
3時までには、「やすらぎの里」にチェックインしなくては成りません。  目的の伊豆高原を目指します。 その日の準備としては、前夜から食事は控えめにして当日は水分以外はなにも食べずにチェックインすること。  私たちが選んだのは2泊3日コース、できれは1週間滞在できればベストですが・・・時間的に無理です。  一応体験してみました。  まず整体士の先生からの体機能チェックと気になることのアンケートチェックを行います。  ここで過ごす基本は全て自由です。  温泉はいつでも入れますし、自然の環境の中を散歩するもよし、本を読むのも、岩盤浴もジムもOKただ 決められたハブ茶や水を飲むのはいいけど、食べることはだめです。 日中は伊豆の観光めぐりもできます。 最初の夕方に酵素ジュースをコップ一杯飲んで、小さい袋のしょうが湯を4・5回に分けてお湯を注いて飲むごとができます、(これは糖分が入っているため)。  翌日のスケジュールが黒板に書かれてあるので、ひとりずつ整体とマッサージをトータルで30分間受けます。  カップリングは体内にある悪い血液を真空になったカップで吸い上げ毛細血管から腎臓を経て尿として出します。
私たちがしているファティング(断食)の効果は、 ●内臓の休息、疲れた内臓機能を回復させる。
●身体の大掃除、老廃物が排泄されて中からきれいにする。    ●脳の疲労を取る、頭が空っぽになりすっきり爽快になる。   ●食生活の改善、味覚がリセットされる。 軽いヨガ・太極拳をして、翌朝は初めての5分粥と薄味の豆腐の味噌汁を頂く。  あーぁ美味しい! 一日二食です。 味が敏感に分かるのです。
ここで3泊4日の方たちは、野菜スープを頂きます。ブロッコリー・ケールじゃがいもをミキサーに掛けた
スープです。一日2回です。   私たちは朝食までの間散歩に出かけることにしました。10時から朝食を食べ、整体を受けて、岩盤浴を30分して温泉で癒し、ゆっくりと時間を過ごす。  体もリセットされ頭もリラックスしてきます。 ここは忙しい現在人の「やすらぎの里」です。   各地から体験をしにきておりました。 ご夫婦の方、親子の方もいます。  散歩の延長で「西洋のからくり人形館」に行って見ました。   夕方6時から7分粥とじゃがいもの味噌汁を頂く。 あーぁ美味しい! 食べることの美味しさ・食のもつ大切さを知ります。  また食についてやデトックスなどの講習も聴きます。
                7分粥の食事(絶食の人2日目の夕食)。酵素ジョース。普通食(玄米)。

最後に整体士の先生のチェックをひとりずつ受けて解散します。 体内を空にして、身も心もすっきりさせることができた、とても貴重な2泊の体験でした。ストレス社会に生きていて、デトックスすることの大切さを教えてくれる場所に巡り合ったことは大きな成果でした。  また訪れたいと思います。 ありがとうございました!

■伊豆高原「やすらぎの里高原館」にて。  *クリックすると写真が拡大されます。

水曜日, 2月 14, 2007

各地の「テーブルウェアー展」見学して。

年各地でテーブルウェアー展が開催しています。 既に今年に入って3箇所目です。新作発表を兼ねた企画展。  先日 2/3~2/12まで東京ドームで「テーブルウェア・フェスティバル2007」が開催されました。
各地の陶磁器窯元・作家・漆器・雑貨の展示・有名料理家の実演・トークショー・テーブルコーデネートのコンテストなど内容も盛り沢山、 企画も年々華やかさが増しております。   これを見にわざわざ地方から来る方がたも多いようです。  私も付き合いの有る窯元さんからご招待を受け見学がてらオープイングセレモニーに伺いました。知っている波佐見・有田の窯元さん達に挨拶をして場内を見て回ることにしました。  料理教室の生徒さん達・テーブルウェアー関係の方がたも多いので広い会場も所狭しといった感じですね。
今年はNHK特別展示「きょうの料理」放送50年記念”かぞくの笑顔がうれしい!食卓”というテーマで、有名料理家の鈴木登紀子氏「じぃじぃとばぁばぁと4世帯の食卓」・山本麗子氏「仲間がいっぱいガーデンの食卓」・脇雅世氏「いつもにぎやか家族5人の食卓」など自宅の食卓を再現したセットに代々伝わる漆器や大皿が一層、雰囲気を増しています。    隣では、NHK「きょうの料理」本番さながらのセットでフードスタイリストのマロンこと板井典夫氏の実演トークショーが開催中です。   随分おおくの人たちが見ていましたね。  一体何をつくっているのでしょうか・・・?
また 「私の愛する食器・台所道具」 江上トミ・陳建民・村上信夫・枝元なほみ・グッチ祐三・小林カツ代・熊谷喜八・平野レミなど料理関係者の愛用の道具たちが展示してあります。
「食器は人と人を結ぶ縁。」  「台所道具は手の延長。」 毎日、何気なく使っているけれど長年使い慣れ、手になじんだものは、その人の人生のパートナーになり、家族の大切な歴史にもなっています。
テーブルセッティングによる食空間提案。では、 プロのテーブルコーディーネーターや料理研究家。文化人による「おもてなしの心」とテーブルセッティングをご紹介していました。    TVでお馴染みの黒柳徹子さんによるセミナートークもあり、毎日日替わりで様々なゲストを招いて行われております。     徹子さんらしい「ポンパドールピンク」の洋食器を鮮やかで華やかな雰囲気で表現してセッテングされておりました。  興味の有る方には嬉しい企画です。  私の大好きな結城美栄子さんも女優ではなくもう一つの顔である人形作家として、自宅リビングに飾られている自作粘土人形をテーブルセットしたコーディネートを見せています。
彼女の人形は洋風顔それは、彼女の生い立ちからなるもので父は外交官だったため幼少の頃から外国各地でのながい生活の環境からなるもの。  今までの彼女の作品の中で好きなのは、宮沢賢治の作品の登場人物を題材に作陶した人形たち、 どれも想像する以上に独創的で素晴らしいかった! ここで結城さんの人形にお目にかかれるとは思いもよらないことでした。   ちょっと話がそれてしまいましたが・・・。   
他にも石坂浩二・加藤タキ・ティーブルコディネーターのクニエダヤスエ・プルダクトDの喜多俊之・食育研究家 服部幸鷹などそれぞれに華やかな個性を出した展示とセミナーが行われていました。
食器業界からは大蔵陶苑やノリタケは木村拓也のTV「華麗なる一族」使用のダイニングセット一式がそのまま御目見え・・・沢山のファンが集まっていました。   そしてテーブルコデネイト部門のコンテストが行われ応募者の作品が展示してありテーマがあるセッテングとなっています。 見ているだけでも楽しめるし1つでも2つでも参考にして自分のイメージを膨らませて食時間を楽しみたいなと思ったのは私だけではないでしょう。
審査委員の先生方の中に私が昔仕事でお世話になった陶芸界の偉い先生も名前を連ねておりました。        戦後どんどん欧米化される中、豊な食材が手に入りそれに伴い昨今の健康志向も益々盛んになり私たちを取り巻く食文化も芳醇なまでに進化していきます。
より豊に食卓を演出していくテーブルウェア界の発展の中、実に日本は平和なんだなーぁと改めて感じさせられる祭典でした。

2/13昨日からは東京ビックサイトでギフトショーが開催されています。
*クリックすると写真が拡大されます。


金曜日, 12月 01, 2006

久々の香港・・・変わりました!


ちょうど 10月の中旬に仕事で香港に出張がありました。 香港はだいぶ以前にやはり、仕事で行ったきりで久々でしたが、 その間に1997年7月に中国に返還され香港特別行政区となり、又 この翌年にはランタオ島のチェクラップコックに香港国際空港が開港したりと 私が知っていた香港とは随分と変化がありました。  一番、街を歩いて感じたのは、日本人観光客がとても少なくなった事とその代わりに中国本土からの観光客が多いことです。 日本人は韓流ブームで韓国に夢中なのでしょうか! 確かにソウルは日本人で溢れていますね。  先に仕事を済ませることにし、後半は九龍に住んでいる友人と久ぶりの再会です。   Mrs.リノに会い、彼女の案内で香港ウオッチングを楽しむ事にしました。  最初の二日間は仕事で香港島のセントラルに来ています。  ここは香港を代表するビジネス街ですが、 ずいぶんと高層ビルが林立し 超モダン高層ビルの中には日本の「熊谷組」が建設したビルもあります。   ほとんど地下鉄か車で動いていましたのでビクトリア・ハーバーの海底を地下鉄で素通りしているのです。   ではでは、翌日、彼女の案内で香港ウオッチングしてみました。 香港島に行き まずは、ビクトリア・ピークへここも見慣れないタワーができていますね、ビクトリア・ピークのトラム終点駅脇にある、昔ながらの中国風の展望台は現在封鎖されていました。  何だか「浦島太郎状態です・・・?!?」 その後レバルス・ベイ へ映画「慕情」の舞台となったロケ地ですが、残念ながらこの映画観たことありません! 私って若い・・・!?  ビーチにある漁師の守り神を祀った寺院を参拝する。  中国らしい派手やかな雰囲気です。
同じ仏教でも日本と中国表現の違い感じますね。
この時期は25・6度かなり 蒸し暑く雨はあまり降りません。  97年の返還後軍関係や政府関連のイギリス人達はだいぶ本国に引き上げたようでしたが、またここ数年の間に香港に戻って来ているようで、香港島でもイギリス人をかなり見かけることが多いです。 一番多いのが、インド人だそうです。 がどちらも(中国・インド人)総人口から云うば世界の1・2位を占めるのですから世界中至るところにいる訳ですよね。  そしてMrs.リノお薦め、マンダリンホテルでゆっくりとお茶の時間を楽しみました。   とても美味しいお菓子をいただいて・・・大満足!

帰りは、市民の足である、香港島と九龍を結ぶスターフェリーで夕暮れのショート・クルージング,8分程でチムサアチョイに着きました。 このフェリーの辺りは、懐かしさを感じます。   香港は海と山が迫っている本当に狭い土地です、伸びることができるのは、上だけ香港島のビル群が林立している。
★地下鉄の地下道には情緒ある 胡弓を奏でる人が。カメラを向けたらポーズをとって微笑んでくれました。  壁には、ニコラス・ゲイジ主演の2006「ワールド・トレードセンター」のポスターが中国語のタイトルは「世貿中心」なんですね。余談ですがニコラス・ケイジはフランシス・コッポラの甥なんですね。 知ってましたかー?。    翌日はイースト・チムサアチョイの新名所アベニュー・オブ・スターズで映画好きには面白いスターの手形やブルースリーの像があるベーエリアです。 ジャキーチェーンの手形です。 ジェット・リーもある、まったくの新しい 観光スポットをつくったんですね

香港で必ずしてこようと計画していたのが、マッサージ・エステ。実はかなりの肩こり!
疲れた全身をゆっくりと揉み解してもらいました・・・きっとやりごたいあったと思います。 かなり足も体もリラックスでき、まるで生き返ったようです。 しかもとても丁寧でお安いので これはお薦めです!彼女も満足そうです。 外にでたら大分暗く成っていました。
夜の散策をしてみることに。

九龍の一番の繁華街ネーザンロードをモンコクへ女人街を歩いてみました。 そこには香港人の活気溢れる庶民の姿があります。夜になると美味しそうな出店が沢山出て。 買い物も駆け引きで値段交渉です。いい買い物ができたでしょうか・・・? 何となく怪しげな感じの一角もあります。 たくさんの食材が並ぶ屋台の出店。 メニューを見て、想像通りのものがさて、出てくるでしょうか?! 早速トラーイ・・! 「五宝品麺」・・・五種類の具がダイナミックに入っている麺でした。 「紅腸香麺」・・・赤く色付けされた腸がカレー味のあっさりスープの麺で作られています。お味はまずまず・・・*#* 沢山の人達が群れているお店がありますね・・・何でしょうか?!  どうやら、スイーツのテイクアウトのようです。 ビニール袋に沢山の種類のスイートの中から好きなものをチョイスして、ストローやスプーンで食べるスタイル。 若いカップルが食べながら歩く・・・日本でも流行りそう・・!?*  香港の夜は更けていくことをまるで知らないかの様に人々が増えていきます。庶民の活気溢れる源がきっとこの街にはあるのでしょう気忙しく、実にエネルギッシュ!中国人の底力を感じました。  明朝は日本に帰国です。短い間でしたが新しい時代を進化していく香港のバイタリテーある顔をみたような気がしました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   

水曜日, 11月 01, 2006

福島新蕎麦三昧の旅

10月末を利用して、そろそろ新蕎麦と紅葉が綺麗な福島の旅を蕎麦好きな6人のお仲間と企画をたてました。
東京を朝8時に出発、一路東北路から喜多方へ。 と言うのも9月末に東京のNPOが主催した、喜多方の酒造「大和川」の利き酒会に出席したこの6人、新蕎麦の旅に大和川酒造をお訪ねすることを次期社長の若旦那に約束したのでした。
「酒蔵には手打ち蕎麦屋もありますので、是非ご賞味くださいの言葉に釣られ、それも楽しみだ・・・ということに。」     1時過ぎ頃に到着です。 大和川酒造は創業が寛政2年、既に200年以上の古い歴史のある酒蔵です。 1990年に酒造蔵「飯豊蔵」が新設され現在はそちらで酒造を行っており、ここは北方風土館として、当時の酒造の有り方を見学できます。  金賞に輝く大吟醸「大和川」の試飲をさせて頂き、すきっ腹に効いた感じ。 何本か土産ように買い求め、お待ち兼ねの「蕎麦処良志久庵」でそば粉100%の打ちたてを頂きます。 そこに次期社長の若旦那がお土産にと2本ぶら下げて現れ、約一ヶ月ぶりのの再会です。 蕎麦は勿論ながら、ここの源泉豆腐をご賞味ください。  温泉水で作る、 まるで、チーズのように まろやかで今までに食したことが無い豆腐の美味しさでした。  ご主人の蕎麦家名人の話を聴いて、日本中の蕎麦を食べ歩き今にたどり着いたそうです。 蕎麦の実が熟したものを使用するとあって、実に風味が良く、塩で食べても美味しい蕎麦です、 ごちそうさまでした。  車に戻る途中、メンバーのひとりが、家族で庭の柿をもいでいる方たちに声を掛けて「喜多方の文字は当て字なんですか・・・?北方が本来なんですか・・・?」「そうですよー!」それがきっかけで会話が弾み柿と大きくうれてバックリと口を割った見事なざくろを頂いた。  本当に喜多方の皆様はひとがいい方ばかりでした。 有難うございました! お陰様で東京に帰ってから、ざくろ酒を造りました。  この日の宿は以前大玉村とNPOが体験ツアーを企画した時に訪れたことのある村営のアットホームです。  夜、村の助役さんが挨拶にきてくれました。 明朝は9時半から、 蕎麦打ち名人の組合長の鈴木宇一さんのご指導で、(3年半ぶりの再会です)再び蕎麦打ち体験をします。  これが何よりの楽しみのひとつでした!   さて100%そば粉を使用し、まずは 名人のご指導と腕裁きを見学です。  500gのそば粉に対して270ccの水を少しずつ入れ、パラパラに混ぜ込んでいきます。 次第に練りこんで丸い蕎麦玉になる。  ここまでが かなり難しい山場ですね。 私たち6人はあーでもない、こーでもないと楽しみながら 何とか最終場面 まで工程をふんでできあがりです。  ところでメンバーのひとりにかなり、蕎麦打ちを趣味にされている方がいます。やはり、彼は他の5人とはひと腕もふた腕ま違いました。    しかしながら、自分で打って、自分でそばを食べるなんて、最高です!  太さはまちまち色々有れどそれもまた愛嬌でしょうか、 実に美味しい蕎麦でした!! みんなの笑顔が満まんです。センター前の庭で清々しい空気の中わいわいいいながらの・・・・いい時間です。   大玉村の課長さんにも付き合っていただいて、有難うがざいました!  
土産に大玉村の特産の新米を頂きました。   この後「民話茶屋で民話の語りべ」を聴く予定ですたが、村の文化祭に出演されるとのこと、 今回は残念ながら見送ることにしました。



                                                   これから「花よりだんご」は終わり、次に紅葉を楽しむため裏磐梯の中津川渓谷方面を目指します。   裏磐梯レークラインを通り中津川渓谷を下に降りて、一休み。桧原湖から459でまた、喜多方へ。  日本の秋は素晴らしいです、絵に描いたような桧原湖と山々の錦絵、何回見ても、何回来てもその美しさは見たものを魅了させます!  来た甲斐があった・・・・とほっとするものがありました。  車は、喜多方の街へと、暫し蔵見学をすることに。立派な蔵が多いですねー。 日が暮れるのも早く5時頃には薄暗くなってきました。 先を急ぐのでこの辺で喜多方を後に、今日の宿である西会津へ急ぎます。   6時過ぎにどうにか到着です。温泉が自慢のこの宿、ここでも手打ちの美味しい蕎麦が出ました。 細打ちの喉越しのいい蕎麦です。 

福島はそば粉の栽培では日本有数です、昔からどこの家でも蕎麦を打つことは日常的にしていることのようです、私たち夫婦は毎年この新蕎麦の時期に福島の山都の山奥にある宮古に蕎麦を楽しみに伺っています。  そばや野菜を栽培している農家38軒程の集落ですがその半数が自宅の囲炉裏端・座敷・仏間を開放して手打ちの蕎麦処を営むのです。自家製の漬物・煮しめ・天ぷら・なますが有り蕎麦の食べ放題が売りものです。 各各家で味も出すものも違いますが、それも楽しみですよ。水蕎麦を初めて頂きました、勿論山の湧き水が美味しいからでしょう。 山を越えればそこは新潟になります。                      

翌朝は山々に掛かった雲海が美しくでていました。 会津坂下から柳津経由ここはとても好きなところです、しっとりとした温泉街・福満虚蔵尊の円蔵寺・斉藤版画美術館があります。  その後、地元の方に聞いた「ころり・・・参り」をすることに人生最後はころり・・・といきたいものです。 立木観音を訪れてみました。 会津若松で会津塗・野口英雄館・骨董品を見てから。   昔の宿場を保存した大内宿、大内宿のねぎを箸にしていただく蕎麦を目指して。  ところが大変な混みようでここは諦めました。   羽鳥湖から294で白河に出て、街はずれの畑の中にあるラーメンで有名な「とら食堂」でラーメンをいただくことに、白河ラーメンのルーツは、この男から始まった。  と言われた寅さんの味。  思いがけないコースですが、これもいいことでしょう。その後 一路東京へ帰路を急ぐことにしました。        旅はその土地土地で出会った人のふれ合いや人の温かさが何倍もの思い出をつくってくれるもの思いがけない出来事も味になります。 蕎麦も美味しかったけど、それ以上に福島の出会った方がたの温かさが何よりのご馳走でした。 ありがとう福島。 ありがとう皆さん・・・・。

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